ブラッサムのおでこ髪型はなぜ?珠の大きな束髪の理由や明治の流行を解説

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朝ドラ『ブラッサム』を見て、主人公・珠のおでこを出した大きな髪型が気になった人も多いのではないでしょうか。

周りの女学生と比べても髪のボリュームが大きく、「なぜこの髪型なの?」と感じた人もいるかもしれません。

実はこの髪型は、制作側があえて「違和感」が出るように作ったものだそうです。

この記事では、ブラッサムのおでこ髪型の理由や視聴者の反応、明治時代に流行した髪型を、わかりやすく整理しました!

この記事でわかること
  1. 珠のおでこ髪型は、制作側が「歪み」を表すためにあえて大きめにした
  2. 周りの女学生との髪型の違い
  3. 視聴者の賛否の声と、前髪ありのオープニングの反応
  4. 明治に流行した「束髪」「廂髪」とは
  5. 髪型についてのよくある疑問

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目次

ブラッサムの珠がおでこを出した大きな髪型なのはあえての違和感

さっそく、珠のおでこを出した大きな髪型の理由から見ていきましょう。

珠の髪型については、ブラッサム放送前に制作側から説明がありました。

珠のおでこを出した大きな髪型は、珠の個性や内面を外見でも表すために、あえて大きめに作られたものです。

どんな考えで作られたのか、くわしく見ていきます!

人物デザイン監修・UDAさんが語った「歪み」の狙い

珠の髪型について話したのは、ブラッサムの人物デザイン監修を務めるメイクアップアーティストのUDAさんです。

UDAさんは、2026年9月22日に放送された『もうすぐ!連続テレビ小説 ブラッサム』(NHK)に出演しました。

番組の中で、女学生時代の珠の見た目を考えるときに「歪みこそ人の美しさ」という考えを大切にしたと話しています。

その歪みを表すために、珠の髪型を少し大きめに、周りの女学生の髪型を少し小さめにしたそうです。

さらにUDAさんは、「その違和感が、ある種の歪みと感じ取っていただけたらおもしろい」とも話しています(出典:SmartFLASH)。

とまと

見ていて「あれ?」と感じるのは、まさに制作側のねらいどおりということですね。

ブラッサム第1話では、厳しい父のもとで育つ珠の姿が描かれていました。

周りと少し違う髪型は、周りに合わせきれない珠の性格や、内に秘めた強さを表しているとも考えられます。

たまねぎ

違和感そのものが演出だったと知ると、見方が変わりますね。

珠の髪型を手がけたUDAさんは、『連続テレビ小説 ブラッサム Part1』(NHKドラマ・ガイド)のポスタービジュアルを紹介するページにも登場しています。

「ゆがみを抱き、移り変わる ブラッサムの美術」というページもあり、「歪み」をテーマにした作品づくりをもっと知りたい人にオススメです。

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周りの女学生より大きめ?同級生の髪型との違い

UDAさんの話からわかるとおり、珠の髪型は「周りとの違い」がポイントです。

珠が通う高等女学校のクラスメイトとして、次の3人が発表されています(出典:シネマトゥデイ)。

役名演じる人役柄
角田忍(かくた・しのぶ)木竜麻生さん反骨心が強く、行動力のある性格
森岡稲子(もりおか・いねこ)華優希さん家柄が良く、穏やかな性格
橋本タエ(はしもと・たえ)中井千聖さん明るく社交的な人柄

角田忍

森岡稲子

橋本タエ

同級生たちの髪型は、珠より少し小さめに作られているそうです。

女学校の場面が始まったら、珠と同級生の髪型を見比べてみるのも楽しそうです!

珠の幼なじみの岩田梅の髪型です。

岩田梅

珠のモデルになった宇野千代さんの若いころが気になる人は、宇野千代さんが自分の人生をつづった『生きて行く私』を読んでみるのもオススメです。

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ブラッサムのおでこ髪型への反応は賛否両論

次は、ブラッサムのおでこ髪型への視聴者の反応を見ていきましょう!

ブラッサムのおでこ髪型には、放送前から視聴者のさまざまな声が寄せられています。

違和感を持つ人がいる一方で、前向きに受け止める声もあり、評価は分かれています。

「違和感がある」「前髪がほしい」という声

予告や初回を見た人からは、髪型への戸惑いの声が見られます。

SNSの声を要約すると、次のような指摘があります。

おでこを出した髪型に、最初は違和感があった

髪型をほかの女学生より大きくしていると知って、主人公が可哀想に感じた

時代考証も大切だが、カツラの印象は大きいと感じる

という意見もありました。

放送前の報道でも、「ヒロインが可哀想」と心配する声が取り上げられていました。(出典:週刊女性PRIME)。

初回放送後は「没入感がある」「リアリティがある」という声も

一方で、ブラッサム初回の放送後は髪型を前向きに受け止める声も見られます。

西スポWEB OTTO!では、「逆に没入感ある」「リアリティがあっていいのでは」という声が紹介されています。

また週刊女性PRIMEは、初回放送後は髪型への否定的な意見が減ったと伝えています。

最初は驚いても、物語に入り込むうちに気にならなくなる人もいるようですね。

とうもろこし

髪型も含めて、珠という人物をじっくり見守りたいところです!

ブラッサムのオープニングでは前髪ありの珠が「かわいい」と話題

本編の髪型とは別に、話題になっているのがブラッサムのオープニング映像の珠です。

SNSでは、オープニングで前髪をおろした珠の姿がかわいいという声が見られます。

感想を要約すると、次のような声が挙がっています。

オープニングの前髪ありのビジュアルがかわいい

着物も髪型もダンスもかわいい

宣伝のおでこを出した髪型で心配していたが、オープニングの珠を見て心配が吹き飛んだ

オン眉の前髪が似合っていて、ダンスもかわいい

と感じた人もいるようです。

オープニングのタイトル映像は、奥山大史監督が手がけています(出典:ステラnet)。

撮影は瀧本幹也さん、振付は辻本知彦さんが担当しています。

奥山大史監督は、「『私は花咲婆さんになりたい』という宇野千代さんの夢を、主人公が叶えるような映像にしたい」とコメントしています。

本編のおでこを出した珠と、オープニングの前髪ありの珠を見比べるのも、ブラッサムの楽しみ方の1つです!

なす

本編とオープニングで、珠の違う表情が見られるのはうれしいですね!

珠のおでこ髪型と明治に流行した「束髪」「廂髪」

珠の髪型は、報道では明治時代の女学生に流行した「束髪(そくはつ)」と紹介されています(出典:週刊女性PRIME)。

当時の髪型について、ポーラ文化研究所の資料をもとに見ていきます。

束髪は明治18年に広まった新しい髪型

束髪は、明治18年(1885年)ごろから広まった新しい髪型です。

この年、医師の渡邊鼎(わたなべ・かなえ)さんと経済学者の石川暎作(いしかわ・えいさく)さんが「大日本婦人束髪会」を作りました。

日本髪をやめて、新しい髪型にしようという運動です。

束髪が勧められたのは、「経済的で衛生的、かつ便利」という理由からでした。

日本髪より軽く、自分でも結いやすいことから、東京などの大きな都市から全国へ広まっていきました。

くわしくは、ポーラ文化研究所の解説ページで見られます。

廂髪は前髪を大きく張り出す女学生の流行ヘア

束髪の中でも、明治35年(1902年)ごろに流行したのが「廂髪(ひさしがみ)」です。

名前のとおり、前髪が建物の廂(ひさし)のように大きく張り出しているのが特徴です。

入れ毛や芯を入れて、前髪にボリュームを出していました。

廂髪は、明治35〜36年ごろにまず女学生の間で流行したとされています。

日露戦争の激戦地だった二百三高地(にひゃくさんこうち)にちなんで、髷(まげ)を高く結い上げた形は「二百三高地髷」とも呼ばれました。

当時の髪型を整理すると、次のようになります。

  • 束髪 明治18年ごろから広まる。軽くて自分で結いやすい
  • 廂髪 明治35年ごろ女学生に流行。前髪を大きく張り出す
  • 二百三高地髷 廂髪の前髪に、高く結い上げた髷を合わせた形

廂髪は大正時代まで結われ続けたそうです(出典:ポーラ文化研究所)。

珠の髪型と廂髪の共通点

ブラッサムの第1話は、明治41年(1908年)の山口県岩国が舞台でした。

廂髪が女学生の間で流行していた明治の終わりから大正にかけての時期と、珠の少女時代は重なっています。

前髪を大きくふくらませる珠の髪型は、この廂髪の雰囲気に近いと考えられます。

ただし、珠の髪型が廂髪をもとにしているかどうかは、公表されていません。

当時の女学生らしい流行の髪型に、珠だけ少し大きめというアレンジを加えることで、「時代らしさ」と「珠らしさ」の両方を出しているのかもしれませんね。

おでこを出した髪型が、明治の女学生にとっては流行の最先端だったというのも面白いポイントです!

とうもろこし

当時の流行を知ると、珠の髪型がちょっとおしゃれに見えてきます。

ブラッサムのおでこ・髪型のよくある疑問

ブラッサムのおでこ髪型について、気になりやすい疑問をQ&A形式でまとめました。

Q.珠の髪型の名前は?

報道では、明治時代の女学生に流行した「束髪」と紹介されています。

前髪を大きく張り出す形は、束髪の一種の「廂髪」にも似ています。

Q.同級生も同じ髪型?

同級生も当時らしい髪型ですが、珠より少し小さめに作られているそうです。

人物デザイン監修のUDAさんが、珠との違いを出すためにあえて差をつけたと話しています。

Q.前髪ありの珠はどこで見られる?

SNSでは、オープニング映像で前髪をおろした珠が見られるという声が挙がっています。

本編の髪型と、ぜひ見比べてみてください!

Q.おでこを出した髪型はずっとこのまま?

珠の髪型が今後どう変わるかは、公表されていません。

ブラッサムは明治・大正・昭和を生きる珠の物語なので、時代や年齢に合わせて髪型も変わっていく可能性があります。

昭和57年の珠は加賀まりこさんが演じているので、髪型の移り変わりにも注目したいですね。

まとめ|ブラッサムのおでこ髪型は珠の個性を表す演出

今回は、ブラッサムの珠のおでこ髪型の理由についてまとめました。

  • 珠の大きな髪型は、人物デザイン監修のUDAさんが「歪み」を表すためにあえて作った
  • 珠は少し大きめ、周りの女学生は少し小さめにして違いを出している
  • 「違和感」という声の一方で、「没入感がある」「リアリティがある」という声も
  • オープニングでは前髪ありの珠が「かわいい」と話題
  • 珠の髪型は、報道では明治の女学生に流行した「束髪」と紹介されている

おでこを出した髪型も、珠という人物を表す大切な演出の1つです。

本編とオープニングの髪型の違いにも注目しながら、珠の成長を見守っていきましょう!

珠が生きた時代や、モデルの宇野千代さんについてもっと知りたい人には、『連続テレビ小説 ブラッサム』もオススメです。

宇野千代さんの人生や、故郷の山口県岩国市を紹介するページもあり、ドラマをより深く楽しめますよ!

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